一般社団法人 日本老年薬学会

一般社団法人 日本老年薬学会
高齢者に対する適切な薬物治療の実践を医師と薬剤師、薬学研究者が共同で研究 高齢者医療の支援・発展に寄与すること、老年薬学認定薬剤師育成を目的日本老年薬学会
 
 
TOP > 日本老年薬学会雑誌
 
 

日本老年薬学会雑誌
Facebook

発刊のご挨拶

掲載論文

 Vol.1 No.1

 Vol.1 No.2

投稿を希望される方へ

雑誌に関するお問合せ

日本老年薬学会学会誌「日本老年薬学会雑誌」発刊にむけ

日本老年薬学会 雑誌編集委員会委員長 大嶋 繁

日本老年薬学会学会誌  本学会が設立されてから1年と4ヶ月が経過し、講演会、ワークショップ、研修会の回を重ね、第1回の学術大会も開催するに至りました。学びの場、研究発表の場が整い、研究成果を会員に公表する場としての学会誌の発行が待たれていたところです。そこで、学会誌発行の準備委員会を立ち上げ、学会誌を「日本老年薬学会雑誌」(英文名:Journal of Geriatric Pharmacy)と定め、投稿規定、執筆規定の作成を進め、この度、投稿に関する事項を決定しました。
 多くの臨床試験では対象者から高齢者が除かれており、高齢者に対する薬物療法、特に安全性に関するエビデンスが少なく、臨床での情報収集が必要不可欠です。薬剤師の業務として情報提供が当たり前となり、効果の評価や副作用発現の有無に力を注ぎ始めています。薬剤師が個体差を含めた種々の環境下での薬の効果、副作用の情報を集積することによって、高齢者に対する最適な薬物療法を提供する一助になると思われます。 具体的な研究テーマとしては、設立趣旨にも記されているとおり、ポリファーマシー対策、用法用量の設定、服薬管理能力や住環境に対応した処方変更といった高齢者に対する処方の適正化と環境整備等が挙げられます。また、高齢化に伴うロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルなどのADLの低下を防ぐ予防医療分野における薬剤介入試験に加えて、他職種協働の在り方、地域包括ケアシステムの一翼を担う薬局・薬剤師の在り方等の研究と実践を積極的に進める必要があります。さらには、多剤投与の影響や用量設定、薬効を非臨床試験で調べるなど、基礎研究の投稿も期待しています。
 急速に高齢化の進む日本が世界における高齢者医療を牽引しなければなりません。その一端を担えるような学会誌にしていくために皆様からの投稿をお待ちしています。