設立記念講演会 首都圏 3月13日(日)
377名の参加をいただき、大盛況でした。
受講証は、再発行できかねますので、なくさないよう保管してください。
【講演会参加費】会員無料 設立記念価格1,000円
日時:3月13日(13時30分~17時30分)開催予定
場所:昭和大学旗の台キャンパス 上條講堂
※また、当講演会は、老年薬学認定薬剤師制度の初めての単位認定講座となる予定です。
【設立記念講演1】
秋下 雅弘先生 東京大学大学院医学系研究科 教授
「薬剤師による高齢者薬物療法ガイドライン2015の活用」
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015作成グループ代表として、本ガイドラインを薬剤師の方にどのように活用してほしいのか講演します。具体的には、薬剤師として処方の見直しに関わるための基本的知識と技能を修得できるように、症例も提示しながら解説します。高齢者の疾患・病態上の特徴は多岐にわたりますが、「薬物に対する反応性が異なる」ことが特に要注意!といったことをはじめてとして、高齢者に対する薬物療法の注意点について講義を行います。
【設立記念講演2】
倉田 なおみ先生 昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 地域医療薬学部門 教授
「高齢者の身体能力に合わせた服薬支援の実践と製剤の知識」
加齢に伴い、だれでも嚥下困難や運動機能低下などが生じます。さらに疾病による障害が加わると服薬が困難になります。身体能力に合わせた服薬支援を実践するために必要なポイントを解説し、さらには適切な薬剤選択のために必要な製剤学の知識に関して解説します。症例を通して、観察、問題点の発見、提案のプロセスを体感し、実践に繋がる力を修得いただければ幸いです。
【設立記念講演3】
飯島 勝矢先生 東京大学 高齢社会総合研究機構 教授
「ADL低下予防への薬剤師の関与」~いきいきと生きる超高齢社会を目指して~
高齢者の栄養管理、高齢化に伴うロコモティヴ・シンドローム、サルコペニア、フレイルなどのADLの低下予防に対して薬剤師がどのように関わっていくことができるのかを解説します。「栄養とからだの健康増進調査(柏スタディー)」から得られた知見を基に、薬剤師としての視点からどのような提案ができるか実践に繋がる講義を行います。