設立記念講演会 近畿圏 4月17日(日)
今回は、318名の参加をいただき、大盛況でした。
今回受講された先生方におかれましては、受講証の再発行はできかねますので、無くさないように
保管ください。
また、当日の会場で申込をいただいた方を加えて、会員数は811名となりました。
【講演会参加費】会員無料 設立記念価格1,000円
日時:4月17日(日)(13時30分~17時30分)開催予定
場所:神戶大学医学部シスメックスホール
【設立記念講演1】
秋下 雅弘先生 東京大学大学院医学系研究科 教授
「薬剤師による高齢者薬物療法ガイドライン2015の活用」
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015作成グループ代表として、本ガイドラインを薬剤師の方にどのように活用してほしいのか講演します。具体的には、薬剤師として処方の見直しに関わるための基本的知識と技能を修得できるように、症例も提示しながら解説します。高齢者の疾患・病態上の特徴は多岐にわたりますが、「薬物に対する反応性が異なる」ことが特に要注意!といったことをはじめてとして、高齢者に対する薬物療法の注意点について講義を行います。
【設立記念講演2】
倉田 なおみ先生 昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 地域医療薬学部門 教授
「高齢者の身体能力に合わせた服薬支援と製剤の知識」
加齢に伴い、だれでも嚥下困難や運動機能低下などが生じます。さらに疾病による障害が加わると服薬が困難になります。身体能力に合わせた服薬支援を実践するために必要なポイントを解説し、さらには適切な薬剤選択のために必要な製剤学の知識に関して解説します。症例を通して、観察、問題点の発見、提案のプロセスを体感し、実践に繋がる力を修得いただければ幸いです。
【設立記念講演3】
川添 哲嗣先生 医療法人つくし会 南国病院 薬剤部長
「高齢者へ関わる薬剤師に求められるトータルマネジメント能力 ~体調チェック、ポリ・ファーマシー対応、在宅医療など~」
薬剤師として高齢者医療、ケアに関わるために、多職種連携の重要性、高齢者医療における薬剤師の役割について知 識と、技能、態度を修得できるように症例も提示しながら解説します。他職種、本人、家族に対するトータルマネジメン トについて講義を行います。