第3回講演会 首都圏 9月11日(日) 14時~17時30分(開場13時)
※第2回講演会から、午前中(10時から13時)にワークショップを開催しております。
講演会とは別に募集を致します。
※予約無しでの受講はできませんので、予約を必ずしてください。
※第2回講演会より、非会員の方の参加料は3000円となります。
【講演会参加費】会員無料、非会員3,000円
日時:9月11日(日) 14時~17時30分(開場13時)
場所:東京大学武田ホール
【講演1】
荒井 秀典先生 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 副院長
「高齢者に多くみられる疾病(⾝体疾患を中心に)」
高齢者には様々な疾病や老年症候群がみられます。その治療としては、まず非薬物療法を選択すべきですが、効果が不十分 な場合薬物療法を⾏います。しかしながら、高齢者に対する治療目標は時に非高齢者と異なるため注意が必要です。また、 薬物療法は副作⽤が現れやすく注意が必要です。今回は、高齢者薬物療法ガイドライン2015の内容にそって生活習慣病、 老年症候群を中心に、薬物療法上の留意点について実践につながる講義を行います。
【講演2】
川添 哲嗣先生 医療法人つくし会 南国病院 薬剤部長
「高齢者へ関わる薬剤師に求められるトータルマネジメント能力 ~体調チェック、ポリ・ファーマシー対応、在宅医療など~」
薬剤師として高齢者医療、ケアに関わるために、多職種連携の重要性、高齢者医療における薬剤師の役割について知 識と、技能、態度を修得できるように症例も提⽰しながら解説します。他職種、本人、家族に対するトータルマネジメン トについて講義を⾏います。
【講演3】
中⻄ 弘和先生 同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 教授
「処方見直しへのアプローチ(緩和医療を中心に)」
WHOが定めた緩和ケアでは、がん・非がん患者すべてに対して苦痛緩和を実⾏することを宣言している。現に高 齢者医療ではがん患者も多く苦痛緩和が必要であるが、非がん患者でもなくなる前には痛みや呼吸困難などの 苦痛が半数以上に見られる。今後、薬剤師が非がん患者の⽇常の苦痛を薬物治療で取り除く必要があるため、 苦痛緩和の処方提案について説明する。